成功の研究「豊かな心」ということ

成功者は、豊かな心であることの大切さを言っています。それは、豊かさマインド、感謝の気持ち、愛情、友情、優しさ、運がいい、ツイてるなどいろいろな言葉で表現されています。大富豪のふりをするというのもあります。成功者には、それにふさわしい考え方や行動があります。それをまねすることで成功者の豊かな心を身につけようということです。

豊かな心とは、経済的に恵まれているので物質面や精神面で余裕があるということではありません。身近な人にいいことがあれば「おめでとう」という祝福の気持ち、あるいは何かにつけ「ありがとう」という感謝の気持ちのことなのです。これらを、運を呼ぶ魔法の言葉ということや、いい習慣ということもあります。このようないい習慣を続けていると、人に好かれるようになります。人に好かれると、人が集まり、協力を得たり、助けられたりして、何をしても成功への道を歩むことになります。考えてみれば、明るく親切な店と感じの悪い店の２つがあれば、明るく親切な店に行くと思います。同じように豊かな心の人は、多くの人に選ばれることになります。

人から好かれればうれしいし、嫌われればがっかりします。このように、人に好かれるということは、他の人の好みの問題や相性のように考えがちですが、本当は、自分の心のあり方であることに気づかないでいるのです。ここでいう人に好かれるということは、人気者とは違います。人気スターには心を奪われます。つまり人の気を奪うということであり、人から好かれるということではありません。これとは反対に、心の豊かな人に接すると、心が晴れ晴れとした気分になり、元気になります。つまり気を貰うわけです。これを人徳というようです。

成功への道といっても、現代ストレス社会では豊かな心でいるのも難しいかもしれません。上司に叱責された後などに、同僚に感謝や祝福の言葉をいうのは難しいものです。これにはコツがあるそうでうす。普段から「ツイてる」「だいじょうぶ」など自分なりにでも前向きや安心させるような言葉を習慣にして使っていると、感謝や祝福というような心境でないときでも、感謝や祝福の言葉が言えるようになるそうです。