「どら焼き」じゃなくて「”トラ”焼き」

ら焼きというのは、大体決まった形をしている。あの形が打楽器の銅鑼に似ているからどら焼きというのが定説だが異論もあり、何とも言えない。snack_a18[1]

本橋界隈にはどら焼きの名店が多い。あんもあずきだけでなく季節によって変化させることもある。春には「さくらあん」なども見かけられる。人気漫画のドラえもんの大好物ということになっている。

日はトラ焼きと称するものが売られていた。色は動物のトラのように黄色の縞模様で、しかし形状はどら焼きにそっくりである。カステラのようなものにあんがぎっしり包んである。調べると関西が発祥のようなのだが、東京人形町の老舗和菓子屋でも「元祖」と書いてあった。何種類か食べてみたが、おいしいものもある。なぜトラ焼きにしたかは疑問が残る。どら焼きとトラ焼きはどちらが先に売り出されたのかも気になるところだ。