君の名は
数年前に「君の名は」というアニメが流行った。ほのぼのとした青春ドラマだった。実は戦後すぐにNHKラジオ(まだテレビなんてない)の連続ドラマで同名の「君の名は」が大ヒットした。気になる恋人どうしがなかなか再会できないという、じれったい内容だったけれど当時はそのスローなところが受けた。
昨年とあるところの新人さんがとても感じの良い人だったので、かっこつけて「君の名は?」と聞いてみた。答えは「名は?」と聞き返される。もう一度「君の名は?」。やはり「名は?」こりゃだめだ。きっと私に興味がないのだ。最後だと思って聞いてみる。「あなたのお名前を教えてください。」「私、”なわ”と申します。」「名和です。」
きゃあ名前が「なわ」だったのだ。君の名は“なわ”だったのだ。
この人まだ26歳になったばかりだけど今や私の親友なのです。お互いに仕事のアドバイスまでします。不思議な出会いです。