【雇用保険】平成29年度保険料率引き下げ等改正案が国会へ提出

平成29年1月31日、雇用保険法の改正案が国会へ提出されました。

滞りなく成立すれば、平成29年4月1日以降の保険料率は以下の通り改定されます。

 

【平成29年度の雇用保険料率(改正案)】

 ①労働者負担 ②事業主負担  ①+②雇用保険料率
 一般事業 29年度 3/1000  6/1000  9/1000 
28年度 4/1000 7/1000 11/1000
農林水産・清酒製造業 29年度 4/1000  7/1000  11/1000 
28年度 5/1000 8/1000 13/1000
 建設事業 29年度 4/1000  8/1000  12/1000 
28年度 5/1000 9/1000 14/1000

 

本改正案は、上記雇用保険料率改定の他、次の改定事項も含まれています。

【主な改定事項】

○倒産・解雇等により離職した者の所定給付日数引き上げ(30~35歳未満:90日⇒120日、35~45歳未満:90日⇒150日) ※平成29年4月1日施行予定

○育児休業給付の支給期間の延長(保育所に入れない場合等 1歳6ヵ月まで⇒2歳まで)※平成29年10月1日施行予定

 

その他詳細は、厚労省HP「平成29年度「雇用保険料率」を引き下げるための法律案を国会へ提出しました」をご覧ください。

 

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