平成29年度 地域別最低賃金額改定の目安について
平成29年7月27日に開催された中央最低賃金審議会において、地方最低賃金審議会へ示される「平成29年度地域別最低賃金額の目安」について答申が取りまとめられました。
■答申のポイント (各都道府県の目安)
1)Aランク26円、Bランク25円、Cランク24円、Dランク22円(*)
*都道府県の経済実態に応じ、全都道府県をABCDの4ランクに分けて、引上げ額の目安が提示されています。現在、Aランクで6都府県、Bランクで11府県、Cランクで14道県、Dランクで16県となっています。
【各都道府県に適用される目安ランク】
ランク | 都道府県 |
A | 埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪 |
B | 茨城、栃木、富山、山梨、長野、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、広島 |
C | 北海道、宮城、群馬、新潟、石川、福井、岐阜、奈良、和歌山、岡山、山口、徳島、香川、福岡 |
D | 青森、岩手、秋田、山形、福島、鳥取、島根、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
なお、今年度の目安が示した引上げ額の全国加重平均は25円(昨年度は24円)となり、目安通りに最低賃金が決定されれば、最低賃金が時給で決まるようになった平成14年度以降で最高額となる引上げとなります。
詳細は、厚生労働省HPをご覧ください。